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らんちゅうの人工授精(レグの場合)
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参考情報 繁殖
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ランチュウの仔引きで身につけておくと便利な「人工授精」 レグの場合をまとめておきます。
*****ご注意***** この文章は、あくまでも私のやり方を書き留めただけのものです。この方法をトライして失敗しても私は何の責任も負いませんし、何の苦情も受け付けません。 この文章に関する質問には基本的に回答しません。 ご自身の努力と工夫で解決してください。 *************
1)採卵用水槽 ・ランチュウを手に持って縦(尾が下で頭が上)にしたときにランチュウが完全に水の中に入っていないと負担が掛かるので、水深はランチュウの全長の1.5倍は欲しい。 ・水は、できるだけ親魚を飼育していた水と同じ水質、同じ水温で、汲み置いておいた新水を使う。(古い水はなるべく入れないほうが悪い菌による影響が少なくて良いと思います。 ・私はプラケースの中か大(30〜40cm)でやってます。(宇野系の親は小さいからね)
・採卵が終わったら、緩やかに水流が発生する程度にエアレーションを行うので、エアポンプやエアホース、スポンジフィルタなど適宜用意してください。 水作エイトやロカボーイは良いフィルターですが、稚魚を吸い込むので、ここでは使えません。単なるエアストーンだけでも良いと思います。
2)採卵するまでの段取り
・何よりも大事なのが、産みそうなメスと、良い仕事をしてくれそうなオスを揃えておくこと。 ・出来ればメスの腹が小さい間はオスメス一緒に飼っておいて、それぞれの発情を促します。 ・メスの腹が大きくなって、オスもメスを意識して泳ぐようになると(難しい言い方ですけどね)、別々の容器で飼うようにします。(メスのお腹の大きい小さいの判断は経験を積むしか無いようですが、メスの卵が成熟してくると、人間で言うところの下腹部あたりを下から触ると柔らかくなっているのがわかります。) ・メスのお腹が柔らかいというのは、硬い間は、新鮮なトマトやブドウを触っている感じで、柔らかいというのは、いたんでペコペコになったトマトやブドウを触っているような感じです。 ・で、ここが大事なのですが、オスの発情の状態を維持するためには、たま〜にメスの臭いを嗅がせてやった方が良いようです。 仔引きに使うつもりの無い成熟したメスをオスと一緒に泳がせるか、メスの水槽の水をオスの水槽に入れてやるというのも良いのかもしれません。(科学的根拠は無いですが)
3)産卵の予測 ・またまた難しい判断をせまられるのですが、そろそろ産みそうだなぁ。という判断をしなければなりません。 私は、オスメス別々に飼育しているときは大潮に産ませることをかなり意識しています。(オスメス一緒に飼ってる場合は、潮まわりなど気にせず産んでます(^^;)。) ・メスのお腹が大きく柔らかくなってきたら、大潮の2日ぐらい前(大潮が5日からなら3日)にペアリング用の水槽(採卵用のプラケースとは違って、ランチュウ2匹がゆったり泳げるだけのスペースを持つ容器が必要です。 私は60〜70cmの衣装ケースを使ってます。(宇野系は小さいので) ・「そろそろ産みそう」という判断ができそうにないなら、ずーっとオスメス一緒に飼育しておく方が良いですね。 ・ペアリング用の水槽には、産卵巣も入れてあげてください。私は毛足の長い毛糸を使ってます。 ・ペアリングした日以降、一応ときどきオスの腹を押して精子がでるかどうかチェックしたほうが良いでしょう。オスの絞り方の練習にもなるし。(でもあんまりしつこくやってると負担を掛けるので要注意) ・ペアリングしてからは、夜明けの頃から1時間置きにチェックをしてください。5時頃から産むこともあるし、8時過ぎてから産むこともあります。
4)握り方、絞り方
・ランチュウの人工授精の方法はいろんな方法があります。 ・大きく分けると、小さなボウルなどに、少しの水を入れ(コップ半分?)オスの精子を絞り、メスの卵を絞り、優しくかき混ぜ...という別絞り方式と、 オスメスを同時に握り、生殖口を合わせ、同時に絞って直接的に受精させる方法です。
・私は、後者をやっています。(受精率は最低でも80%程度あります) ・握るときは、手の内側の手首の方にランチュウの頭が来て、指先の方に尾が来て、背を手のひらに付けるとういう感じです。 人指し指と中指の第1間接と第2間接の間に尾筒を挟み込むようにして持ちます。親指と小指でランチュウのエラの下あたりを軽くホールドします。 ・絞る時は人指し指と中指の指先で、下腹部を揉んでやるようにします。(挟み込んだり、押し込んだり) ・上記の持ち方で左右それぞれオスメスを持ちます。 ・そのまま、採卵水槽にどぼんと全身を浸けます。 ・口が出てしまうと苦しがります。(でもたまに踏ん張らすために口をワザと出すことも(^^;) ) ・オスメス向かい合わせにして、生殖口(総排泄口)を近づけ、尾ビレの先を合わせてカップのようにしてやります。 ・まずオスを絞って、精子を出します。 ・出たことを確認できたら、メスを絞って、卵を出します。 ・1,2秒尾ビレのカップの中でとどめたあと、オスメスをサーッと引き離し、卵をなるべく散らばるようにします。 ・これを2,3回やったら、卵が出なくなるはずなので、5〜10分ほどペアリング用の水槽で泳がせます。 ・少し休ませると、またメスが卵を出せるようになっているので、同様にして絞ります。 ・休ませても出ないようであれば、本当に終わりですから、雌雄を別々に、休憩用の水槽で休ませます。(この休憩用の水槽を忘れていることが多いですけど、ちゃんと用意してあげてくださいね。
・採卵が終わったら、ペアリング用の水槽の卵も採卵ケースの卵も直射日光が当たらないようにして、じゃっかん水流が起こる程度にエアレーションをして、孵化を待ちます。
結局、水槽は、 1ペアリング前にオスを飼うための水槽 2 同 メスを 〃 3ペアリング用の水槽 4採卵用の水槽(プラケース大) 5採卵後のオスを休ませる水槽 6 同 メスを 〃
と、6ついることになりますね(^^;) まあ、1と5、2と6は同じでも良いのかも知れませんけど...
5)採卵後のメンテ ・採卵後の注意点は以下の通り。 ・水温が18度を下回らないようにする。(寒い時期はヒーターなど使うこと) ・水温が25度を超えないようにすること。 できれば最高22度までに抑えたいですね。 熱い時期は屋内の涼しいところに置いておくこと。 ・エアレーションを使って少し水流を作り、新鮮な酸素が卵に届くようにすること。 ・きつい照明(蛍光灯)を長時間当てないこと。(紫外線の影響) ・なるべく直射日光に当てないこと。 ・親のフンが落ちている場合は、卵のうちに取っておくこと。孵化してから取るのは困難です。 ・新しい水を使ったのなら、薬品などによる滅菌は不要だと思います。 ・どうしても親のフンや大量の精子などで、水が悪いと思われる場合は、卵のうちに換水しておくのが良いと思います。 ・採卵ケースの卵は、ほとんどが水槽の底に直にくっつくことになりますが、心配ありません。
まとめ) ・やっぱり一番難しいのはペアリングのタイミングと、タイミング良く産卵行動が始まったことに気が付くことですね。 ・絞ることについてはさほど難しくは無いと思います。仔引きをしない魚で持ち方やら合わせ方を研究してみてください。(魚が余ってなければオス同士で練習しても良いと思います) ・ペアリングのタイミングがわからなければ、ずっと一緒にしておくことになりますが、この場合、気が付いたら産んでた(≧д≦) ということも良くあります(^^;) こまめにチェックしてください。 ・産むまでの、オスの行動で産卵のタイミングがわかることもあります。(もちろん例外もありますが) ・産むだいぶ前(オスは発情中):オスは水槽の中をスーッ、スーッと何かを探しているようにスピーディに泳ぐようになります。 ・産む少し前:オスはメスの後を付いて泳ぐようになります。 ・産む直前:オスは鼻先でメスの横っ腹をグーッと押して泳ぐようになります。(メスを運んでいる。というような感じです) ・今年、ハッスル×2の最初の産卵は、この方法で観察し、そろそろかな。と思った翌日に産みました。 でも、北陸筋のオスは、メスの状態がどうあれプッシュしまくりますので、この判断方法は役に立ちません(^^;)
*****ご注意***** この文章は、あくまでも私のやり方を書き留めただけのものです。この方法をトライして失敗しても私は何の責任も負いませんし、何の苦情も受け付けません。 この文章に関する質問には基本的に回答しません。 ご自身の努力と工夫で解決してください。 *************
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記入日時 2005/06/10/00:23:09
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